Negative Finder

気づいたり、再確認したり、思いついたこと書くスペース。日記兼用。

錯覚だと思うけど

昨日は空手の稽古で、久しぶりに友人が休み取れて参加するというので、おれも全力で仕事終わりに向かえるように自転車で駅まで来ることにした。とりあえずこの文章に空手や自転車全く関係無いって気付いた。

んで、駅のホームに出た時に見たサラリーマンの男性の話。頻繁に見かける人で、半身、もしくは片足が不自由なのか、右手で杖をついてる。いつも漠然と思ってはいたのだけど、この人、動きが「攻撃的」に見えて仕方ない。

右手の杖を上に振りかぶり、突き刺すように振り下ろす。左足と半身を引き摺り寄せ、右足を踏みしめて、また杖を持つ右手振り上げる。進行ルートにいる人を排撃するような気迫のこもった眼光と、負のオーラ。目の前に突っ立ってたら、突き飛ばされるんじゃないだろうか。


たぶん、あのサラリーマンは戦ってるんじゃないかと思った。その相手が誰なのかは判らない。自身の意志を叱咤しているのか、障害に克つためにぶっ倒してやろうと思ってるのか、あるいは不自由そのものを取り巻く周囲の世界への悲憤なのか。

まあ、どうせ、おれのいつもの錯覚だろうけど。